日々の出来事を綴るブログ
by mori-hako
|
2012年 05月 20日
この度、広島県福山市にて設計を進めていました住宅が竣工いたします。 お施主様のご厚意によりオープンハウスを開催する運びとなりました。 地表と森をつなぐリニアな空中路は日ごとのうつろいを映し出す万華鏡のような居場所であり、自然の動植物とのインタラクティブな環境を生み出す交点のような居場所です。 皆様に是非、御覧頂きたくご案内申し上げます。

□オープンハウス ■日 時:2012年 5月 27日 (日) 10:00~17:00 ■場 所:広島県福山市(案内図はHPから確認ください)
会場周辺は駐車スペースがございませんので、公共の交通機関でお越し下さい。また、会場周辺は住宅地のため路上駐車はご遠慮下さい。
|
2012年 05月 19日
先日、クライアントのご厚意で昼食をいただく機会があった。
 足場解体の日であったが幸いお昼時は斜面下の架台が残っており 竹薮や木々が茂る谷からひんやりした風が吹き上げる気持ちのいい場所で 美味しい御弁当を頂戴した。
 まるで貴船の川床ならぬ山床の様相である。 これから生活していく中で山床をつくりたくなるくらい心地よい居場所だった。
長い時間をかけて施主・施工者・職人さん・スタッフと進めてきたプロジェクトも足場を解体しいよいよ竣工を迎える。 今日の日をつくってくださった施主に感謝。
|
2012年 04月 20日

近くの海へ
この世界は美しいなと感じる夕刻のひととき
|
2012年 04月 16日
先日急遽、英語にてプレゼする機会があり作成した資料で臨む。英語のメールをやりとりしてもやはり、喋ることと聞くことを普段していないため単純な説明ももどかしい。あらためて語学力の必要性を強く感じた。建築に対する考えや情熱は伝わったかもしれないが、実体験ではない写真や動画などを通してより意思疎通をとるには言葉は重要だと痛感した。
|
2012年 04月 10日
春の訪れと共に新年度がはじまる。志しを持つあらたな新人を迎え一緒に初心の気持ちで取り組みたい。建築の設計に取り組む中で多くの人との摩擦を乗り越える責任というプロの覚悟で臨んでほしい。
 新年度も建築への可能性を思考しながら真剣に取り組んでいきたい。
|
2012年 03月 30日
2011年は森林の持続可能な経営と保全の重要性についての認識を広めるため、「国際森林年」として国連が定めた年であった。奇しくも、3月11日の東日本を襲った大地震と津波、そして原発事故は様々な社会の価値観に対し変革をもたらし、特に人と自然という環境に対してあらためて向き合っていく再生の年として記憶されていくのではないだろうか。今年の「国際森林年」というテーマは1985年に続いて再度取り上げられた国際テーマである。それだけ世界の森林における問題が深刻であることを物語っている。わが国に目を向けると、木材自給率は1964年の木材輸入自由化と同時に木炭、石炭から石油、ガス、電気への家庭燃料の転換によって9割以上あった木材の自給率は、たった20年程で3割にまで急速に減少し、林業の衰退へとつながっている。身近な食に目を向ければ米の消費量や自給率などに関しても同じことがいえるだろう。そして、エネルギーでいえば、石油・ガスから原子力へとエネルギー転換していく中での3.11の出来事はわれわれにとって日常の豊かさの本質を見直す転換期であり、意識の変革から一歩を踏みだす時である。 2011年のフットプリントとして取り上げられている取り組みや提案は、森林の持続的な管理や利用を活性化させようとする現在の問題と真剣に向き合うことから端を発したプロジェクトである。自然エネルギー、国産材の流通、そして林業など産業まで幅広く考えさせられる特集であった。「山形エコハウス」と「独立行政法人 森林総合研究所 実験住宅」は共に建築形態と立地環境の分析から導かれる自然エネルギーと温熱環境のシミュレーションによってエネルギー消費量をデータ化しながら設計していくプロセスが興味深い。今後、設備エンジニアとの協働による新たな展開への可能性を感じさせる。しかし一方で、数値化された温熱環境によって画一的に建築がコントロールされないよう、機械で読み取ることのできない風土の特性など、丁寧に感じ取っていく能力がますます建築家に問われてくるだろう。その観点でいえば、神家昭雄氏の風土にあった暮らし方の知恵を見直しながら環境をコントロールしていく姿勢にとても共感する。自然エネルギーと地産木材の必然的な関係が担保できる仕組みづくりが、地域の森林を含め様々な循環を促していく大きな要素になるだろう。 木造応急仮設住宅への提案では、地元企業がそれぞれ取り組んでいた工法を仮設へ展開し、建築家との協働によってバラックのような応急仮設とは一線を画す風景が生れているところに安堵感を覚える。仮設住宅といっても阪神・淡路大震災では最長で5年間の入居期間があったことを考えると、子供の成長ひとつ考えても、とても長くかけがえのない時間である。このような地元木材の利用から性能や工法、そして配置計画など一連の取り組みから生まれた空間や風景は、子供から大人まで「自分たちのいえ・まち」としての居場所が創出されており、仮ではない住まいとして長い月日の間、入居者の心の拠り所となり得るだろう。特筆すべきは、住田住宅産業での取り組みのように、建築家が能動的に関わっていく姿勢が新たな人との信頼関係を生み出している点である。建築家に求められるさまざまな要素や問題を再編し、最善の調整を担いながら全体を導く、建築家本来の職能を発揮している姿である。今回の菅原大輔氏と原田勝之氏の姿勢や取り組みは、われわれの身近な社会に対しても置き換えて考えられるのではないだろうか。そこには、地域の企業や人との信頼関係を築けるきっかけがあり、本当の意味で建築家が必要とされる地域社会へ転換していける可能性を感じた。
|
2012年 03月 23日
『GA HOUSES PROJECT 2012展』に現在進行中のPROJECT「群峰の森/COSMIC」を出展しています。 世界の住宅デザインの潮流を探る展覧会で、国内外の現在進行する住宅プロジェクトが紹介されていますので、是非会場へお越し下さい。展覧会のHPでは会場の雰囲気が分かる動画が配信されていますので参考にご覧下さい。また、展覧会開催に際し全作品を収録した『GA HOUSES 125』が刊行されていますのでこちらもあわせてご覧下さい。
会 期:2012年2月25日(土)~5月20日(日) 12:00~18:30(会期中無休) 入場料:500円 会 場:GA gallery 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-12-14 (最寄駅:東京メトロ副都心線 北参道駅)
|
|